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NPO法人地下資源イノベーションネットワークは

未利用エネルギー資源の有効活用に取り組んでいます

特定非営利活動法人地下資源イノベーションネットワークは、北海道の地下に眠る様々な資源を対象に、関係する大学、研究機関、企業等の専門家からなるネット ワークを構築し、未利用地下資源の現状、問題点、将来についての情報収集・分析を行い、未利用地下資源を活用することの優位性を広く社会に向け提言して行 きます。また、これまでに蓄積された地下資源開発に係る知識や経験、技術を生かし、北海道にまだ多く残されている未利用地下資源、あるいはまだ利用された ことのない地下資源を見出し、将来のエネルギー、素材、環境の分野で活用するための提案、調査・研究、評価、コンサルティング、技術開発等を行っていくこ とで、環境に適合した新しい形の地下資源開発を核とした「安心・安全」な地域社会の形成と地球環境改善に貢献していくことを目指します。

重点課題:炭層メタン(CBM)と石炭地下ガス化(UCG)

お知らせ

【三笠市産業開発課】『石炭地下ガス化×脱炭素』への挑戦

NEW

三笠市では、未利用エネルギー活用事業の一環として、市内に豊富に存在する地下の石炭をガス化し、そのガスから水素を製造してクリーンなエネルギーとして活用することを計画しています。この計画では、水素を製造する際に排出される二酸化炭素(CO2)を市内の石炭の採掘跡に埋め戻すことで、カーボンフリー水素の製造を目指しています。
 2022年5月14日、CO2を地下に送り込むための注入井の掘削作業が始まりました。今年の8月には、この注入井から、CO2やCO2を固化させる特徴を持ったスラリーの注入実験が予定されています。

 NPO法人地下資源イノベーションネットワークは、コンソーシアムの代表企業としてこの計画に参画しております。

お知らせ
三笠市の委託事業により2021年度も人工炭層UCG実験を実施しました!
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UCG人工炭層実験

2021年8月に三笠市委託事業「三笠市石炭地下ガス化実証実験」として、人工炭層を用いたUCG基礎実験を実施しました。連続90時間に及ぶ実験では、水平同軸方式UCGにより、石炭の燃焼・ガス化に伴う大型石炭試料内部の温度変化計測、AE(微小破壊音)観測、生産されるUCGガスの量や成分の観測等を実施し、将来実施予定の原位置でのUCG実験に繋がる様々なデータを取得しています。本年度は特に、水素増産を目指して燃焼・ガス化領域に水蒸気を連続注入する方式を採用し、成果を上げることができました。

また、実験期間中、三笠中学校の野外学習にも協力し、中学生の皆さんにUCGの基礎を学んでいただくと同時に、実験を見学する機会を提供しております。

​試料作製

実験機器概観2.JPG

UCG実験の概況

熱電対設置状況.JPG

熱電対の配置

着火装置の燃焼

三笠中学校野外学習

三笠中学見学.jpg
お知らせ

H-UCG (ハイブリッド型石炭地下ガス化)の紹介がイギリスの

”openaccessgovernment”のページに掲載されました!

こちらからご覧ください(Page 362-363)

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会員による講演・発表資料を公開しています
掘削櫓.jpg
着火装置_炎_edited.jpg
人工炭層製作_中間部_edited.jpg
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